作文
働くよろこび
大津市立瀬田東小学校4年 峰岡 りんさん
「幸せだなぁ」
人が働くと、幸せの「わ」が広がると思います。私がこう思うのは、この言葉があるからです。
「ありがとう」
この言葉は、不思議な力をもつ、最高のまほうです。バスの運転手さんに、ケーキをはこづめしてくれた人に…他にもたくさん。この言葉を伝えると、みんなニコッと笑ってくれます。イヤな顔をする人はいません。そして「ありがとう」と返してくれます。働いている人も私も笑顔になります。そしてそれは一人一人のパワーになります。学童や学校で、何かの代表で係りや役をする事があります。いっぱい練習をして大変な事もあるけど、みんなにたよりにされてうれしいなと思いました。お母さんに、用事をたのまれることがあります。めんどくさいなと思う時もあるけど、たよりにしてくれているんだと思ったら、自分を誇らしく思いました。私はしょう来、お医者さんか、かんごふさんか、料理人になりたいと思っています。人の役に立って笑顔を見るのが好きだからです。
働くという事は、大変な事だと思います。みんなが好きな仕事ばっかりしているわけいかないからです。それでもがんばって働くのは、家族や自分のためだと思います。私はまだはたらいてお金をかせぐ事ができません。でも「ありがとう」の声かけで、だれかを幸せにできるなら、子どもでも、働いている人の役に立てると思います。はたらいている人に少しでもいい気持ちで、また明日もがんばろうと思ってもらえるように、私は、「ありがとう」と言いつづけたいです。
講 評
働く人に「ありがとう」と声がけすると、働く人も声がけした人も笑顔になって、幸せの輪が広がるということ、それがまた、働くよろこびにもつながるということが、よく書けていました。「ありがとう」は確かに、「最強のまほう」ですね。